平成20年度(2008年度)東北大学法科大学院オープンキャンパス
ここでは東北大学法科大学院(東北ロー)の雰囲気を疑似体験していただくために、平成19年(2007年)10月に実施された本学オープンキャンパスの模様をお伝えします。
開催日時 | 2007年10月14日(日)13:00-17:00 |
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開催場所 | 東北大学片平キャンパス,法学研究科第1号棟(法科大学院棟) |
1.法科大学院案内(13時〜13時25分 於さくらホール2階会議室)
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本学法科大学院長の坂田宏教授より、法曹を目指す者に期待されるものはなにか、そのために東北大学法科大学院はどのような教育を行っているのかが語られました。 |
2.法科大学院入試・カリキュラム・新司法試験の説明(13時25分〜14時15分 於さくらホール2階会議室)
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本学法科大学院副院長にしてカリキュラム関係の委員会委員長(当時)である 佐藤隆之准教授より、法科大学院教育の目的や特徴、具体的なカリキュラムの内容、新司法試験との接続など、新しい法曹育成制度の輪郭や内容が説明されました。 膨大な情報量が精確かつ丁寧に発信された後、会場の参加者から活発に質問の手が挙がりました。 |
3.模擬講義(14時30分〜15時30分)
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法科大学院の講義がどのように行われているかを体験してもらうために、既習者を対象とした「民事法」の講義(久保野恵美子准教授)と、未修者を対象とした「刑法入門」の講義(成瀬幸典教授)とに分かれて、模擬講義が行われました。 |
4.個別相談・懇談会等(13時30分〜17時)
2つの教室に分かれて、東北ローの教員と、あるいは新司法試験の合格者と、自由に語り合う時間が持たれました。
各会場とも途中での入退室自由なので、例えば、前半は教員に制度や授業内容などについて質問に行き、後半は合格者との懇談会に参加して、学生の立場からだからこそ分かることや秘訣などの生々しい談話を聞きに行く、といったことが可能です。
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(1)個別相談(第2講義室)
本学教員を囲んで、参加者から様々な質問がなされました。 |
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(2)懇談会(第3講義室)
晴れて新司法試験に合格したばかりの二人の東北ロー修了生(未修者コース1期生・既修者コース2期生)が、参加者からのよろず質問に真っ向から答えてくれます。 ロー生としての勉強法や生活スタイル、日常のストレス発散法、モチベーションを維持するコツ、教員にはちょっと聞きづらいホンネにまつわる質問・・・などなど。2人の回答は真摯で、率直で、時にユーモラスで、会場は終始和やかな雰囲気でした。 |
(3)施設見学
個別相談会や懇談会が行われているのと同じ時間帯に、希望者には、東北ローの施設見学ツアーが組まれていました。約20分程度のツアーで、東北ロー生が日常的に使用している主要な施設を見て回ることができます。